ガーフダール環礁、これで三度目の挑戦と成りました。そして、GTフィッシングを初めてちょうど2周年。オーバー50㌔を目指して頑張っていますが、今回こそとこの聖域ガーフダール環礁に賭けよう!と意気込んで乗り込んで7日間の釣行を行いました。 

しかし、今年の冬は異常気象で乾季なのに天候によって海が荒れることが度々あり、ちょうどそんな一週間に当たってしまい正直苦戦を強いられて、去年の7月とはかなり違う様相とコンディションの中のゲーム展開と成りました。 そんなコンディションでもドラマがあるのが、やはりガーフダール環礁でした。 なんと

ナポレオンフィッシュ
、初日から4日連続で出てきてその内の二匹は58㌔、55㌔と超巨大な奴らで(他は35㌔前後)、ここまで大きくなるとドラグも音を立ててラインを百メートル程持っていくパワーで、魚が浮いて視認できるまでは巨大GTかと思い込んでいました。GTと違い最後の最後まで諦めない根性者で、とてもそのファイトはダイナミックでスリルに満ちたものでした。オーバー50㌔がGTでなく、ナポレオンフィッシュが先につれてしまうとは完全に『想定外』でしたが。。。

ただ、この魚は環境保護種であり、キャッチ&リリースは絶対です。なので、引き上げからリリースまでも特に気をつけて最大のケアでリリースを心がけます。その為も有り、4匹とも元気にリリース後は泳いで海に帰って行きました。ナポレオンフィッシュはダイバーにも大人気で、これを狙っていない外道とはいえ釣った写真を乗っけると結構叩かれる事もありますが、稀少性でいうと狙っても中々釣れるものではないので、記念モノとして撮影はさせて頂いてフェースブックにもアップを敢えて致しました。

実は、このガーフダール環礁(隣のガーフアリフ環礁も)ではこれまで6匹のナポレオンフィッシュが三度の釣行で釣れていて、その内三匹がオーバー50㌔とデカイのが多く、ガーフダールでのナポレオンフィッシュの個体数の豊富さを示しています。ここは未だフィッシングボートもあまり入っておらず、荒れていない場所で、我々もこの釣り場を大切に保全して行きたいと思います。(来月あの福井健三郎氏が仲間と来てしまうと、一気に釣られて荒れてしまうかも?、ただキャッチ&リリースを厳格に行なっている福井さんなので大丈夫でしょう)。マレからは船での移動だと7時間掛かるので、まあ年に3-4回以内程度の頻度でやっていれば大丈夫かな?と思います。

しかし、ナポレオンフィッシュがトップウォーターのデカイポッパーに水面を割って飛びついて来るなんて、実際に目の前で起こるまでは信じられませんでした。

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