ゲストハウスについて今回は語ってみます。 最近は当GT Fishers Maldivesでのお客様もリゾート一辺倒ではなく、安価なゲストハウスでの滞在パッケージを選ぶ方も増えて来ました。 その魅力は、殆どが出来たばか りの綺麗で清潔で、現地の人々が生活している島に位置していることから現地の生活や文化を垣間見ることが出来ること、そして何より安価な事です。季節変動 もありますが、大体一部屋50㌦程度からあります。日本のビジネスホテルよりも二人でシェアするなら全然安い値段で、それこそ東南アジアなどの途上国価格 やそれ以下とレベルに成り、アットホームな待遇をしてもらえます。方やリゾートは水上ビラなどは最低一泊1,000㌦程度から、安いガーデンビューなどで も500㌦~程度が普通で、これらも現地卸し価格で、海外ではもっと高く流通しているようです。

我々朝7-8時から夕まずめまで釣りをしている人間にとって一泊5-10万も払って、5-10千円の高級 ディナーを払って後はバタンキューと寝てしまうだけであると、とても勿体無いお金の使い方で、であれば一泊50㌦位で5つ星とは行かないけれども、それな りに綺麗で清潔なゲストハウスで寝泊まりして最大限に目的のフィッシングをするのが限り有る予算の配分の姿ではないかと思う人が増えて来ました。今だにモ ルディブというと、11リゾートの高級リゾートが定番で、一生に一度の贅沢的なイメージを持っている方も多いかと思いますが、いやいや安く行って最大限 に楽しむことも出来るのです。

ゲストハウスはその多くが現地の人達が住んでいる島に有ることが多く、夕食を食べるレストランもツーリスト 向けではなく現地の人が行くようなところに現地の人に混ざって食べます。 気がきいたところですと、釣ってきたグルーバーやレッドスナッパーをバーベ キューしてくれるところもあり、これがモルディブ風のスパイスをふんだんに使っての味付けをしての炭火BBQ、一度は食してみたい絶品料理です。自分が 釣った魚なら尚更です!

1つだけ注意点があり、モルディブはイスラム国家であり、飲酒は基本禁止です。ただ、観光立国であることからリ ゾートは例外とされています。(フィッシングサファリのドーニも法的にはリゾート扱いでお酒は大丈夫です)。 ただ、ゲストハウスはお酒厳禁で、お酒大好 きな方には辛い事もあるかと。ついでに言うと、モルディブの空港の税関もお酒の持ち込み禁止で、デューティーフリーで買ったお酒も没収されてしまいます。 それを知らずに日本から紙の箱に入るタイプのワインをスーツケースに入れて持って来た際はバレずに入れてしまいました。その時の動機は、リゾートでオー ダーすると高いので、自分のお気に入りのものをちょっと重量になってしまうものの、スーツケースに忍ばせてリゾートに持ち込もうと思ったという安直なもの でしたが税関のX線でもこれはチェックがないようです。

エリア1: Hulehumale 空港島
空 港島の裏手に埋め立てで新興開発区があり、こちらに多くのゲストハウスが現地のマンションやアパートとともに出来ています。こちらのゲストハウスの優位点 は何より空港から車で5-10分で直ぐに移動できることで、且つ安い事です。首都マーレに行くには距離は短くともボートに載る必要があり、これが結構面倒 で時間がかかります。後、空港ホテルのフルフレはリゾート扱い、お酒が飲みたく成ったらタクシーでこちらにサッと移動して、のみに出るのも可能です。ここ で、ずっと滞在して釣りをするのも大丈夫ですし、翌日に最近また人気のRasdhoo環礁(北アリ環礁の離れ環礁)にあるゲストハウスへの翌朝の移動前に 夜ついた後、翌日の移動前にサッと移動して休息睡眠を取るというパターンです。或いは、エアタクシーや国内線での移動前の滞在にも。首都マーレのホテルは ちょっと料金設定が高めです。ちなみにバズーカ(竿ケース)が有る場合は空港に一時預かりのところがあるので、そこに預けるのもひとつの手です。

エリア2: Rasdhoo環礁 Rasdhoo Guesthouse
前 章でも少し触れましたが、最近こちらのゲストハウスに行かれる方が増えています。ここをベースにRasdhooAri環礁を攻める、ちょっと北に遠征し てBaa環礁も欲張って行くことも。3部屋しかないので、直ぐいっぱいに成ってしまいますが、場所的にはスピードボートで1時間弱でいけてしまい、周辺に はリゾートも有り、お酒やちょっと洒落たレストランにたまに行きたい場合はそれも可能です。確か、Veligandhooというリゾートが5分くらいのと ころにあります。ただし、海がちょっと荒れている場合は、難儀な移動になり時間も掛かりますし、海水を浴びてしまう事もあるので、天候によって柔軟的な移 動スケジュールが組めるようにする必要も考えなければなりません。

エリア3: 南マーレ環礁 Maafushi Island
南 マーレにもかなりの数のゲストハウスがありますが、9割方がこのMaafushi島に集まっていて、幾つかは我々も使った実績があります。 コチラの良い ところは、夜着の飛行機で来て、夜の内に移動できてしまいます。上記のRasdhooですと環礁間の海峡を渡るために夜の移動は基本出来ません。こちらで すと、30分前後の移動で空港島から我々のスピードボートで行けてしまいます。 沢山のゲストハウスが有るだけに、人口も島の規模も大きく、レストランな どもそれなりの数があるので色々な選択肢もあると思います。近郊にはHoliday Inn Kadhoomaなどリゾートも沢山あるので、そちらの方に遊びに、飲みに行くことも可能だと思います。海が荒れて、我々のスピードボートでの移動が困 難、若しくはびしょ濡れになりそうな場合、他のカバー付きのスピードボート(リゾートが使うタイプ)を手配することも出来ます。片道300㌦位しますが。 釣り人は慣れているんでいいんですが、一緒にご家族が来られる場合などはこのようなことも考える必要があるかと。

エリア4: Vaavu環礁
Vaavu
環礁は南マーレからもう一つ南の環礁で、こちらも釣り人には結構人気です。こちらにもゲストハウスがあります。

他エリア: ガーフダール、ガーフアリフ、ヌーヌ、最北端ハーアリフなどどんどんリゾート以上の勢いで新たなゲストハウスが建っていますし、我々も幾つかは使っています。 本日から行うイタリア人グループのラビヤニ環礁ベースのツアーでは、ラビヤニにゲストハウスがないことから、我々のパートナー兼マネージング・ディレク ターのハミードのお兄さんの家のゲストルームを使ってのホームステイなんかも行います。 まあ、色々やり方はありますので、ご相談下さい。

た だ、少々触れましたが、ごくたまに海が荒れることがあります。そのような時、釣り自体はインナーリーフを攻める事を中心に行いますが、移動で環礁間の海峡 を例えばRasdhooなどの様な場所に行く場合は無理と判断する場合があります。その判断はキャプテンにまかせて頂きますが、その結果として移動が早 まったり延期になったりすることもたまにあり、そんな事を柔軟的に対応してもらえる提携先のゲストハウスを幾つか開発して、我々もお客様の誘導をそんな柔 軟なところにすることからWin-Winの関係が出来て、特別価格の提供をしてもらう形を取っています。勿論、我々のサービス、お客様のいるところに指定 の時間にどこにでも行きますが、滞在先などを任せて頂く際は、提携先をご案内まずいたします。満室の時は他にしますが。 Hulehumale ではUI INNRasdhooではRasdhoo GuesthouseVaavu ではMasfalhi Inn、この辺が我々の現時点での提携先になります。

UI 1UI 2UI 3UI 4A1A2A3A4A5A6c1c2c3c4c5c6