GT Fishers Maldives

こちらのブログでは、GTフィッシャーズモルディブチームからの最新情報発信の場とさせて頂きます。 最新のポイント開拓や、タックル、テクノロジー、テクニックなどGTフィッシングに関するあらゆる分野での情報シェアを想定します。 メールやフェースブック上での投稿にて皆様とのコミュニケーションの場にもしたいと思っていますので、宜しくお願いいたします。

カテゴリ: フィッシュ

沢山のお客様が来て頂き本当にありがとうございます。未だに初挑戦含めてGTボーズ無し記録は更新中です。

さて、今日はメインターゲットのGT以外の魚にも触れてみたいと思います。 我々GT Fishers Maldivesチームも元来アングラーズで、このボートも本来自分達の趣味用に買ったのを勿体無いので外販を始めたというのが本音です。という訳で、我々自身も開業以来それなりの釣行に行ってまして、毎回何かしらの『ドラマ』が待っていました。

前回のアリ環礁では憧れの40㌔超のセイルフィッシュ(バショウカジキ)を取る事ができました。そのファイトは、大ジャンプ有り、テイルウォーク有り、まるでブルーマーリンとの戦いのようにエキサイティングなものでした。 

その翌日にはラヴィヤニ環礁移動後キャプテン・モハメッドがモンスター・グルーパーを釣り上げました。グルーパーはアカマスと似た兎に角コーラルの根にすごい勢いとトルクで潜るので、ラインが切れない程度に力任せに寄せてこないと直ぐに潜られてしまいます。グルーパーは結構色んな種類が居て、これは連れて楽しい魚ですし、一匹手頃なサイズを持ち帰って、ココナッツの皮を使ったBBQはとても美味しいものです。ゲストハウスだと、こんなリクエストも応えてくれます。

前々回釣行では4日連続でのナポレオンフィッシュが50㌔オーバー二匹含む出て来ました。これは、ガーフダール環礁ならではのことでしょう。この写真は10,000人近い方々がフェースブックにて「いいね!」を押して頂いて、何百ものコメンツを残して頂きました。お陰で、ナポレオンを釣ってみたいとの強烈なリクエストも頂いていますが、今ガーフダールは釣り場を休ませている最中です。首都マーレからもボートで二日弱の移動時間ととてつもないガソリン代が数千ドル掛かるのもありますし。

以前には郷原様(前回までの4部大作釣行記の)がこれまた40㌔近くのイソマグロ、ドッグツースツナを上げて頂きました@南マーレ環礁。スゴイ牙の為に結構ナイロンのショッキングリーダーが来られることが多いのですが、大したものです。しかも、150㌢程度の小さな体でスゴイパワーファイトで、脱帽です。

ガーフダール環礁ではかなりの確率でキハダマグロ(イエローフィンツナ)が出て来ます。中には70-80㌔を超えるモンスターも居まして、ナブラにぶち当たって掛かるとスゴイファイトが待っています。私は大きなのは15分くらいのファイトの後にラインブレークでのがしてしましました。15㌔前後のやつは結構釣れましたが。

ガーフダールで思い出しましたが、モルディブもシャークは沢山居ます。 フェースブックでは以前触れましたが、まず15㌔前後のGTを掛けてファイトを始めたらいきなり水面があの映画ジョーズの様に水面がバシャバシャと騒がしくなり、周辺が血の色で真っ赤になり、気がついたら4㍍程のグレイリーフシャークがGTを一飲みして、挙句の果てにルアーに綺麗にフッキングして、その後20分くらい嘗て無い強烈なファイトが待っていました。シャークはGTの様に船に寄せられても簡単には諦めずに最後の最後まで戦い抜きます。リーダーが見えるまで寄せたものの、最後に反転して逃げようとする際に130ポンドのショッキングリーダーはカッターナイフのように切られてしまいました。惜しかったですが、完全に寄せてギブさせたとしても10㍍程度の船に200㌔もの体長4㍍の死んでいないシャークをランディングするのは至難の業だったことでしょう。

後は、Wahoo(カマスサワラ)バラクーダなんてのも面白い魚です。Wahooはトローリングでは結構出てくるようですが、キャスティングで取るのは結構難しく私もランディング出来たことはありません。下の写真はロシアのグループの方が釣り上げたものですが、Wahooはルアー(ベイト)の頭から狙って飛びついてくるので、あのレーザーのような歯でイッパツで切られてしまうのが殆どです。

アカマス(レッドスナッパー)はどこでも出てきますね。で、一番ルアーロスの理由に成る厄介な相手です。グルーパーよりサイズの割にトルクもパワーもすごくてあっという間に根に潜ってしまいます。ただ、ストック数もこれが一番有るではないでしょうか?ですが、これは現地では非常に人気の魚で、この魚は持ち帰って島のみんなで分けてその日のディナーテーブルに乗ることが多いです。レッドスナッパーというと日本では真鯛ですが、全然異なるもので、その肉はゴムとチューインガムの組み合わせのようなものですが、これもBBQにすると結構オツな美味しいものに化けます。椰子の実の炭火を縦半分に割ったドラム缶にアミを張って行うBBQ、現地の文化に触れるにはとても良いパーティーになります。

まあ、兎に角モルディブは多くの種の魚がとてつもないストック量で待っていてくれますので、皆さんも色々なドラマを作りに来てください!

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ガーフダール環礁、これで三度目の挑戦と成りました。そして、GTフィッシングを初めてちょうど2周年。オーバー50㌔を目指して頑張っていますが、今回こそとこの聖域ガーフダール環礁に賭けよう!と意気込んで乗り込んで7日間の釣行を行いました。 

しかし、今年の冬は異常気象で乾季なのに天候によって海が荒れることが度々あり、ちょうどそんな一週間に当たってしまい正直苦戦を強いられて、去年の7月とはかなり違う様相とコンディションの中のゲーム展開と成りました。 そんなコンディションでもドラマがあるのが、やはりガーフダール環礁でした。 なんと

ナポレオンフィッシュ
、初日から4日連続で出てきてその内の二匹は58㌔、55㌔と超巨大な奴らで(他は35㌔前後)、ここまで大きくなるとドラグも音を立ててラインを百メートル程持っていくパワーで、魚が浮いて視認できるまでは巨大GTかと思い込んでいました。GTと違い最後の最後まで諦めない根性者で、とてもそのファイトはダイナミックでスリルに満ちたものでした。オーバー50㌔がGTでなく、ナポレオンフィッシュが先につれてしまうとは完全に『想定外』でしたが。。。

ただ、この魚は環境保護種であり、キャッチ&リリースは絶対です。なので、引き上げからリリースまでも特に気をつけて最大のケアでリリースを心がけます。その為も有り、4匹とも元気にリリース後は泳いで海に帰って行きました。ナポレオンフィッシュはダイバーにも大人気で、これを狙っていない外道とはいえ釣った写真を乗っけると結構叩かれる事もありますが、稀少性でいうと狙っても中々釣れるものではないので、記念モノとして撮影はさせて頂いてフェースブックにもアップを敢えて致しました。

実は、このガーフダール環礁(隣のガーフアリフ環礁も)ではこれまで6匹のナポレオンフィッシュが三度の釣行で釣れていて、その内三匹がオーバー50㌔とデカイのが多く、ガーフダールでのナポレオンフィッシュの個体数の豊富さを示しています。ここは未だフィッシングボートもあまり入っておらず、荒れていない場所で、我々もこの釣り場を大切に保全して行きたいと思います。(来月あの福井健三郎氏が仲間と来てしまうと、一気に釣られて荒れてしまうかも?、ただキャッチ&リリースを厳格に行なっている福井さんなので大丈夫でしょう)。マレからは船での移動だと7時間掛かるので、まあ年に3-4回以内程度の頻度でやっていれば大丈夫かな?と思います。

しかし、ナポレオンフィッシュがトップウォーターのデカイポッパーに水面を割って飛びついて来るなんて、実際に目の前で起こるまでは信じられませんでした。

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